2024-2025年版 リチウムイオン電池部材市場の現状と将来展望 ～負極材編～
注目されるLiB部材市場の最新動向を収録。
発刊日
2025/05/30
体裁
A4 / 100頁
資料コード
C67100400
PDFサイズ
6.6MB
PDFの基本仕様
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※紙媒体で資料をご利用される場合は、書籍版とのセット購入をご検討ください。書籍版が無い【PDF商品のみ】取り扱いの調査資料もございますので、何卒ご了承ください。
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カテゴリ
調査資料詳細データ
調査概要
資料ポイント
調査目的：日本および韓国、中国有力リチウムイオン電池（以下 LiB）用負極材メーカー6 社の現在の動向と今後の事業施策を徹底調査し、更に周辺調査を加えることで世界 LiB 用負極材市場の現状と今後の動向を把握することを目的とする。
調査対象：日系負極材メーカー：2 社、韓国負極材メーカー：1 社、中国負極材メーカー：3 社
調査方法：弊社専門調査員による直接面接取材をベースに、文献調査を併用。
調査・分析期間：2025年2月18日～2025年5月23日
その他：
①本レポートに掲載した数値・供給関係などのデータは、上記期間における調査結果に一定の推定を加えて作製している
②調査時には前回版レポートに掲載のデータに関しても再検証を行い、必要に応じて修正を加えている（従って、市場規模等が前回版と一致しないケースもある）
③セル形状に関して、ラミネート形はパウチ形、ポリマータイプを含む
- 【前回版との違い】：市場予測に2025～2030年予測を新たに追加
リサーチ内容
第１章 民生小型LiB市場の現状と将来展望
1. 民生小型LiB アプリケーション別市場動向
2024年はIT機器向けの需要回復を受け、再び成長基調へ
（図・表）民生小型LiB アプリケーション別 出荷推移（電池容量）
（図・表）民生小型LiB アプリケーション別 出荷推移（セル数）
（図・表）民生小型LiB アプリケーション別 出荷推移（出荷金額：ドル）
足踏み状況続くパワー系LiBは2025年以降、再び市場拡大の可能性
（図）民生小型LiB市場 2024年（セル数ベース：単位千セル） その他内訳
2. 民生小型LiB セルタイプ別市場動向
電動二輪向けで4680セル採用の動き
パワー系ラミセルはパックを含むコスト競争力強化が採用拡大のカギ
（図・表）民生小型LiB 形状タイプ別 出荷推移（電池容量）
（図・表）民生小型LiB 形状タイプ別 出荷推移（セル数）
（図・表）民生小型LiB 形状タイプ別 出荷推移（出荷金額：ドル）
3. 民生小型LiBメーカーシェア推移
（表） 民生小型LiB メーカーシェア推移（電池容量）
（表） 民生小型LiB メーカーシェア推移（セル数）
（表） 民生小型LiB メーカーシェア推移（出荷金額：ドル）
第２章 車載用LiB市場の現状と将来展望
1. 車載用LiB市場動向
車載用LiB市場、2024年（見込）は前年比110％台で推移
（図・表）車載用電池（Ni-MH・LiB）市場規模推移
（Conservative：市場ベース予測 容量ベース:CY2020～CY2030）
（図・表）車載用電池（Ni-MH・LiB）市場規模推移
（Conservative：市場ベース予測 ⾦額ベース:CY2020～CY2030）
2. 電池形状別車載用LiB市場動向
円筒形、角形で新規採用、新規参入拡大の動き
ラミネート形は一定ポジションを維持も、円筒形との差は縮小の可能性
（図・表）Conservative（市場ベース）予測：世界車載用LiB形状別
（円筒形・角形・ラミネート形）
市場規模推移（容量：CY2020～CY2030）
3. 車載用LiB市場メーカーシェア動向
Top3はCATL、BYD、LGESで変わらず
容量ベース成長率は鈍化傾向が目立つ
（表）世界車載用LiB市場メーカーシェア推移（CY2021～CY2024見込）
（図）世界車載用LiB市場メーカーシェア（CY2024見込）
第３章 リチウムイオン電池負極材市場の現状と将来展望
1．黒鉛系負極材市場
1．黒鉛系負極材 全体市場動向
2024年、黒鉛系負極材市場規模は200万ｔ超え
（図・表）LiB黒鉛系負極材 世界市場規模推移（数量：2020～2030年予測）
（図・表）LiB黒鉛系負極材 世界市場規模推移（金額：2020～2030年予測）
（図・表）LiB黒鉛系負極材 セルサイズ別（民生小型/中大型：車載、ESS）
世界市場規模推移（数量：2020～2030年予測）
（図・表）LiB黒鉛系負極材 セルサイズ別（民生小型/中大型：車載、ESS）
世界市場規模推移（金額：2020～2030年予測）
（表）LiB負極材別（民生小型、中大型セル向け）参考販売価格推移
2．黒鉛系負極材製品動向
中国に依存しない黒鉛負極材開発が活発化
人造黒鉛では「連続黒鉛化」技術開発を推進
（表）主要天然黒鉛開発企業（中国以外）
3．黒鉛系負極材市場 メーカーシェア推移
CATL、BYD紐づきメーカーの台頭で、上位プレーヤーの顔ぶれに変化あり
（表）LiB 黒鉛系負極材（人造＋天然） 世界市場規模
メーカーシェア推移（数量：2020年～2024年見込）
（表）LiB 黒鉛系負極材（人造＋天然） 世界市場規模
メーカーシェア推移（金額2020年～2024年見込）
（表）LiB 人造黒鉛負極材 世界市場規模
メーカーシェア推移（数量：2020年～2024年見込）
（表）LiB 人造黒鉛負極材 世界市場規模
メーカーシェア推移（金額：2020年～2024年見込）
（表）LiB 天然黒鉛負極材 世界市場規模
メーカーシェア推移（数量：2020年～2024年見込）
（表）LiB 天然黒鉛負極材 世界市場規模
メーカーシェア推移（金額：2020年～2024年見込）
（表）主な負極材市場参入メーカーおよび取り扱い負極材一覧
4．黒鉛系負極材市場 国別シェア推移
中国は引き続き構成比9割超で市場を席巻
日韓は前年に続きポイントダウン
（図・表）LiB黒鉛系負極材 世界市場規模 国別シェア推移
（数量：2020年～2024年見込）
（図・表）LiB黒鉛系負極材 世界市場規模 国別シェア推移
（金額：2020年～2024年見込）
5．主要黒鉛系負極材メーカー生産能力推移
黒鉛系負極の世界キャパは年産300万ｔ超えへ、
中国勢ではBTRが初の海外生産拠点を稼働
（表）中国 主要黒鉛系負極材メーカー 生産拠点・年間生産能力 一覧
2．その他負極材市場（Si系負極材）
1．その他負極材市場（Si系負極材）
Si系負極材市場、車載向け採用は道半ばも高容量化に向けた混合比率向上に進展あり
中国では多孔質カーボンを用いたSi-カーボンコンポジット系の開発が進む
（表）Si系負極材 世界市場規模推移（2020～2030年予測）
（図）Si系負極材 世界市場規模推移（数量:2020～2030年予測）
（図）Si系負極材 世界市場規模推移（金額:2020～2030年予測）
2．その他負極材メーカー動向（Si負極材／カーボン系／酸化物系（LTO））
顔ぶれ急増のSi系負極材、Si/カーボンコンポジット系で量産を目指す動き
（表）Si系負極材市場 参入メーカー状況
カーボン系負極は中国でナトリウムイオン電池向けに注目度上昇も
LiB市況下落により想定の需要程伸びず
（表）カーボン系負極材市場 参入メーカー状況
（表）酸化物（LTO）系負極材市場 参入メーカー状況
第４章 負極材メーカーの動向と戦略
貝特瑞新能源材料股份有限公司（BTR New Energy Materials Inc.）
将来的な世界展開の拡大を見据え、長期戦略を推進
1. 出荷動向
2024年出荷数量は前年を上回る伸び率で推移
（表）貝特瑞新能源（BTR） 負極材 出荷数量推移
（表）貝特瑞新能源（BTR） 負極材 出荷金額推移
2. 生産拠点／生産能力動向
中国負極材メーカー初の海外生産拠点稼働を開始
（表）貝特瑞新能源（BTR） 負極材 生産拠点・生産能力推移
上海杉杉科技有限公司（Shanghai Shanshan Tech Co., Ltd.）
製品展開、拠点計画を中長期視点で推進
1. 出荷動向
人造黒鉛出荷が30万tを突破、天然黒鉛は海外顧客をターゲットに展開
（表）上海杉杉（ShanShan） 負極材 出荷数量推移
（表）上海杉杉（ShanShan） 負極材 出荷金額推移
2. 生産拠点／生産能力動向
2024年生産キャパは前年から25万t以上拡大
フィンランド拠点は2026年立ち上げを予定
江西紫宸科技有限公司（Jiangxi Zichen Technology Co., Ltd.）
川下側の成長減速を踏まえ、出荷・生産調整を推進
1. 出荷動向
2024年はEV市況変化の影響に直面
（表）江西紫宸（Zichen） 負極材 出荷数量推移
（表）江西紫宸（Zichen） 負極材 出荷金額推移
2. 生産拠点／生産能力動向
海外拠点はプロジェクトの一時中断を発表
（表）江西紫宸（Zichen） 負極材 生産拠点・生産能力推移
3. 研究開発動向／製品動向
株式会社レゾナック
車載向け負極材関連ニーズへの対応を多面的に推進
1. 出荷動向
2024年は車載向け新規需要を牽引に出荷増推移を維持
（表）Resonac 負極材 出荷数量推移
（表）Resonac 負極材 出荷金額推移
2. 生産拠点／生産能力動向
（表）Resonac 負極材 生産拠点・生産能力推移
3. 研究開発動向／製品動向
車載向けに人造黒鉛「HPG」の新規グレードを展開
（表）Resonac 負極材 ラインナップ
負極材用水系バインダーではHEV用LiB向けの供給を獲得
導電助剤は生産キャパシティの拡大を実施
（表）Resonac 負極材用水系バインダー、正負極用導電助剤
POSCO FUTURE M CO., LTD.
負極材バリューチェーンの内製化を含め、多面的な競争力強化を推進
1. 出荷動向
2024年は出荷数量・金額ともに前年割れ
（表）POSCO FUTURE M 負極材 出荷数量推移
（表）POSCO FUTURE M 負極材 出荷金額推移
2. 生産拠点／生産能力動向
EV市場の成長減速等を踏まえ、2026年以降の生産体制計画を見直し
新会社設立を通じて球状黒鉛の内製化を推進
（表）POSCO FUTURE M 負極材 生産拠点・生産能力推移
（図）POSCOグループ 中国以外の天然黒鉛調達活動
3. 研究開発動向／製品動向
次世代の急速充電対応低膨張天然黒鉛とSi-C負極材、2027年での量産を目指す
（表）POSCO FUTURE M 負極材 参考スペック
（図）2035技術開発ロードマップ
（表）POSCO FUTURE M 天然黒鉛・人造黒鉛新技術と新製品紹介
（図）POSCO Group 次世代Si based anode material
（表）POSCO Group Si系負極材の新技術と新製品紹介
三菱ケミカル株式会社
低膨張特性・環境特性に優れた天然黒鉛負極材の量産を推進、
黒鉛原料の脱中国化への対応も計画
1. 出荷動向
車載用向け引き続きがメイン、日系セルメーカー向け比率が上昇傾向
（表）三菱ケミカル 負極材 出荷数量推移
（表）三菱ケミカル 負極材 出荷金額推移
2. 生産拠点／生産能力動向、研究開発動向／製品動向
新規天然黒鉛負極材生産へシフト
中国拠点は1万8,000t／年体制に、香川事業所は新規ラインの構築推進
（表）三菱ケミカル 負極材 生産拠点・生産能力推移
3. 研究開発動向／製品動向
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